山梨学院大ソフト部女子日本一_deportare 意味
山梨学院大ソフトボール部女子が、山梨創部17年目で初の大学日本一に輝いた。学院全日本大学女子選手権(インカレ、大ソdeportare 意味8月30~9月2日、フト愛知・デンソーブライトペガサススタジアムなど)の決勝で、部女昨年の覇者、日本中京大を3―1で撃破。山梨大学日本代表選手は一人も在籍しないが、学院個々が成長して強みを生かし、大ソ組織力で栄冠をつかみ取った。フトdeportare 意味悲願をかなえた清水正監督(61)に、部女その歩みを聞いた。日本
◆昨年準決で惜敗の中京大に決勝でリベンジ
優勝の瞬間、山梨山梨学院大の選手たちはマウンドに集結し、学院次々と夏空に人さし指を突き上げた。大ソ悲願の日本一達成を祝う胴上げで宙に舞った清水監督は「毎年ここを目指して来た積み重ねで、ついに今年の選手たちが結果を出してくれました」。07年4月に赴任してから17年かけた指導の結実を喜んだ。
歴代のチームと比べても、今年は決して最強と呼べる戦力ではなかった。原動力となったのは、昨年の準決勝で中京大に1―2で敗れ、3位に甘んじた悔しさだった。自分たちのエラーが招いた逆転負け。指揮官は1年間、事あるごとに「決勝の景色を見たいなら、あの時を思い出せ」と奮い立たせてきた。
チームキャプテンには全体を見渡せる吉村菜津子投手、ゲームキャプテンには、勝利への執念が人一倍強い椋梨琳花捕手(ともに4年)を選んだ。この役割分担でチームは活性化。そんな中でエースとして頭角を現したのが右腕・手塚心彩(3年)だ。椋梨とのバッテリーはチームの柱となり、攻撃では、長打力とミート力を併せ持つ中込楓内野手(3年)が4番となった。
昨年の関東学生秋季リーグ戦は準優勝でスタートを切ったが、順風満帆ではなかった。今年の春季リーグでは4位と低迷。5月の関東予選は3位となり、ぎりぎりでインカレ出場権を獲得した。
目を見張る成長を見せたのは夏からだった。国民スポーツ大会の関東ブロック予選を終えた後、愛知県に遠征。東海理化、豊田自動織機、トヨタのJDリーグ3チームとの強化試合で、社会人の強豪とも渡り合える自信をつけた。そして迎えたインカレ。試合を重ねるごとに選手たちの自信は増していき、清水監督は「決勝では一番落ち着いていた」と振り返る。
ずば抜けた選手がいなくても、一人ひとりが成長し、栄冠はつかめる。それを証明した山梨学院大が次に目指すのは、2連覇という快挙。挑戦はまだ続いていく。(甲斐毅彦)
◆エース手塚全5戦先発
エースの手塚は、山梨学院大に来てから急成長した選手の代表格だ。東海大山形高までは全国大会の出場経験もなかった。清水監督は「努力家ですね。技術に対してもいろいろ聞いてきますし、貪欲。不器用なところもあるが、逆にそこがいいのかな」と評する。
3月の関東選抜選手の合同練習では気合いが入りすぎて右腕を負傷。投球の度に大腿部に当たるブラッシングで、右腕は青紫色に腫れ上がった。指揮官が「今季はもうダメかな」と危ぶんだほどだが、驚異的な回復力で5月の春季リーグには間に合わせた。
インカレでは1回戦から決勝までの5試合ですべて先発。疲れを見せるどころか、試合を重ねるごとに調子は上がっていった。手塚は「アドレナリンですかね」と笑って振り返る。マウンドから見渡した初めての決勝戦の景色は気持ちのいいものだった。「一番輝ける場所に立てて、たくさんの方に応援して頂き、感謝の気持ちでいっぱいでした。負ける気はしませんでした」
高1に時から進路は山梨学院大と決めていた。「成長できたことも嬉しいし、仲間にも恵まれました。来て良かったです」。来年はもう一度決勝という舞台で優勝を―。それこそが監督や先輩たちへの恩返しになると信じている。
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